ブラッキーなキャップレスは、ボールペン感覚でクイックな筆記が可能なので、メモパッドを持って立ったままでも速攻で筆記体勢に移ることができる「アクティブ」スタイルが実現できる 今から50年近く昔の1963年に発売された、パイロットのキャップ無し万年筆「キャップレス」は、当時、舶来品礼賛傾向の極めて強かった日本の筆記具界、特に万年筆の世界に強烈なインパクトを投げかけた。 発売されたばかりのキャップレスは、当時まだ子供だった筆者には高嶺の花。その後、数年してキャップレスを手に入れたときは、毎日、身につけて持ち歩いた記憶がある。そして、 1999年7月、このパイロット社の「キャップレス万年筆」は、発売36年後にアニバーサリーモデルとして復活。ISOT’99で「ステーショナリー オブ ザ イヤー」を受賞した。 出張先の大阪梅田のデパートで、たまたま見かけた朱と金のツートーンモデルをとにかく気に入ったの