A-1 Pictures第1回劇場作品にして、文化庁メディア芸術祭優秀賞受賞作『かみちゅ!』のスタッフが結集した長編アニメーション『宇宙ショーへようこそ』(以下、『宇宙ショー』)。第60回ベルリン国際映画祭に招待されて話題を呼んだが、さらに試写を観た人々によって評価は高騰の一途。6月26日の公開を前に期待は募るばかりだ。 早くも大傑作の呼び声高い『宇宙ショー』のツボを、監督の舛成孝二、キャラクターデザイン・作画監督の石浜真史が語り尽くした。 ふたりの言霊を携えて劇場へと脚を運んでもらうべく、そのすべてを開陳します。 ■企画の端緒 ──5年をかけて完成しました。いまの率直なお気持ちを聴かせていただけますか。 舛成孝二監督(以下、舛成) いやもう、ほっとしました。よかった(笑)。本当によかった、完成したよって(笑)。みんな一時期、本当に「これ、どうなるんだろう」って思っていたから(笑)。とにか
2010年6月26日に公開を控えたアニメ映画『宇宙ショーへようこそ』で監督を務めた舛成孝二さんと、脚本を務めた倉田英之さんにインタビューを行うことができました。舛成さんと倉田さんは、プロデューサーの落越友則さんを含めた3人で「ベサメムーチョ」というクリエイターユニットのようなものを作っており、本作品を手がける以前には文化庁メディア芸術祭アニメーション部門で優秀賞を受賞した『かみちゅ!』を制作しています。 『宇宙ショーへようこそ』は、その『かみちゅ!』が終わってからすぐに取りかかった作品で、本作からベサメムーチョにキャラクターデザインの石浜真史さんが加わって4人となったそうです。舛成監督も倉田さんも初の映画ということで作り方に戸惑いながらもいいフィルムを完成させたとのこと。今回は作品をどう作ってきたのかを中心に、いろいろと楽しい脱線トークなどを踏まえつついろいろなお話をうかがってきました。
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