FirefoxにDoS攻撃を誘発する深刻な脆弱性が発見された。最新の1.5 β1も影響を受ける。Mozilla Foundationでは急遽パッチを公開した。 オープンソースのWebブラウザ、Firefoxに「極めて重大」な脆弱性が報告された。悪用されるとサービス妨害(DoS)攻撃を誘発したり、システムをリモートから制御され、コードを実行されてしまう恐れがあるという。 問題を指摘したトム・フェリス氏によると、この脆弱性は、長すぎ、かつハイフンを含んだURLの処理に関するエラーが原因で発生し、ヒープオーバーフローを引き起こす可能性がある。ユーザーを悪質なWebサイトに誘導したり、細工を施したHTMLファイルを開かせることで悪用でき、Firefoxがクラッシュしたり、コードを実行される恐れがある。 フェリス氏は9月8日、Firefox 1.5のβ1がリリースされたその日に脆弱性の存在を公にした