8月2日、茂木金融担当相はサブプライムローン問題を発端とする金融市場の混乱について「グローバルな金融システムの緊張は続いており、高い警戒水準を維持して注視する」姿勢を示した。1日撮影(2008年 ロイター/Toru Hanai) [東京 2日 ロイター] 茂木敏充金融担当相は2日の初閣議後の記者会見で、サブプライムローン(信用度の低い借り手向け住宅融資)問題を発端とする金融市場の混乱について「グローバルな金融システムの緊張は続いており、高い警戒水準を維持して注視する」との姿勢を示した。 その上で、国際的な金融・資本市場の情報収集・分析のため、調査機能の強化が必要だとの考えを示した。 茂木担当相は「金融市場だけではなく外交、安全保障などの面で、国として、情報の収集能力、これを分析して具体的に新しい改革につなげていく能力が弱い。すぐに具体的な案があるわけではないが、国際的な金融市場の情報収集に