全国初・民間出身の公立中学校校長として、さまざまな試みを続ける藤原和博先生。 元トップビジネスマンならではの鋭い視点と、暖かくも斬新な手法は常に注目を浴び続けています。藤原先生によるコラム「コミュニケーション上手な子どもを育てるために」で、現場での経験に基づいた、明確で実践的な方法論を通じ、これからの子どもたちのコミュニケーションについてご一緒に考えてみませんか? ※このコラムは、2006年7月〜2007年4月までの期間、ポケモンラーニング株式会社による「ポケモンPCマスター」にて掲載されていたものです。 今子どもたちに教えるべきは、コミュニケーション技術である。 このことに異論を唱える方はもはや少数でしょう。 しかし、本来わざわざ教えるようなものではないと思われていた「コミュニケーション」が、なぜ現代では教えなくてはいけないものになってしまったのでしょうか。 理由はいくつかあります