会社設立には、事業用の物品以外にいろいろな経費がかかる 事業を行う場合、その組織の形態には様々なものがあります。最近では、一般社団法人や有限責任事業組合等、特殊な形態をとった組織・団体も多いですが、いまだにその使い勝手の良さや事務負担の関係から、株式会社及び合同会社の形態をとることがほとんどのようです。 そこで、今回は、株式会社や合同会社を設立するのに、どのような費用がかかるのか、ご紹介したいと思います。 1)定款作成に関する費用 株式会社を設立する場合、公証人の手数料として5万円、謄本代(定款認証の控え)として1部1,000円前後(謄本は通常、登記申請用・保管用の合計2冊必要になので、トータルで2,000円前後かかります)、印紙代4万円の計9万2,000円が必要となります。 しかし、電子認証の場合は、印紙代が発生しないため、合計5万2,000円で済みます。 合同会社を設立する場合、株式会