【オークランド(米カリフォルニア州)=萱津節】米大リーグの松井秀喜外野手(36)は3日、マリナーズ戦に5番・指名打者で先発し、二回の第1打席で、相手先発のフィスターから左翼線二塁打を放ち、日米通算2500安打を達成した。 松井はプロ19年目。日本では巨人の10年で1390安打、大リーグでは、昨季までヤンキースとエンゼルスの計8年で1109安打。アスレチックスに移籍した今季の初安打が、ちょうど2500本目となった。 日本選手の2500安打は、日米通算ではイチロー(マリナーズ)に次いで2人目。日本プロ野球では、3085安打の張本勲氏(巨人など)ら6人が記録している。 球団が日本文化デーを企画したこの日の球場では、東日本大震災への義援金の募金集めや、松井とイチローのユニホームなどのチャリティーオークションが行われた。