試験中の取り締まり機で「速度違反」 略式起訴し罰金2008年10月14日23時48分印刷ソーシャルブックマーク 津地検は14日、道路交通法違反事件の捜査でミスがあり、津区検が県外在住者を誤って略式起訴していたと発表した。三重県警によると、誤って略式起訴されたのは20代の女性。同法違反の罪で津簡裁の略式命令に従い、罰金8万円を支払ったという。津地検と三重県警は女性に謝罪。津地検は今後、再審請求をするという。 津地検や県警によると、女性は4月30日夜、津市内の国道23号(法定速度60キロ)で乗用車を運転中、「高速走行抑止システム」で撮影された画像で、当時の速度を「106キロ」と表示されたことを証拠に5月、同法違反の罪で略式起訴された。ところが、当時装置は無人点検中で、カメラがたまたま女性の車を撮影、106キロの速度も試験表示されたもので実際の速度は不明という。 速度違反の証拠とされた写真の右上