サポティスタで2007年に最も売れた書籍と聞いたので、購入しておりました。 浦和レッズのシーズンチケットを入手して本格的にサッカーを見始めたときに、なんとしてもサッカーに詳しくなりたいと思ったのです。 ぼくはサッカー経験がないですから、プレーヤーとしての知識などは全くありません。 それだけでサッカーを見ながら損している気分で、もっとプレーヤーの気持ちであったりとか、駆け引きであるとか、そういうことを知りたくて、当時はとにかくサッカー関連の雑誌を読みあさりました。 そこからぼくが得たものは、監督視線でした。雑誌や新聞の講評を読んでいるのですから、スタジアムを空から見ているような視点になったのも、自然なことだったかもしれません。 選手交代のタイミングや、戦術、監督の心理を予想したりしながら観戦しているのが、ぼくのスタイルかもしれません。 一方で、ゴール裏で声をからしている人たちもいるし、ある特