データ分析だからといってデータとにらみ合っていても、実務で役立つ分析には結びつかない。それが データ&ストーリー LLC代表の柏木吉基さんの持論です。 この考え方はどのような経験から生まれたのでしょうか。 日産での経験が今のスキルにつながっている一口にデータ分析といってもいろんなレベルがあります。 統計学を使ったデータサイエンティストのような専門家レベルもあれば、Excelや思考法を活用した日常業務で使えるレベルもある。私はどちらかといえば後者を鍛えられて、そのスキルを伸ばした延長に今があると思っています。 数字はもともと好きです。大学では理工学部に在籍し携帯電話の電波に関する論文を書いて卒業しました。もちろん大学の実験では多くのデータを扱います。しかし、これらのデータはあくまで実験の記録用として用いるに過ぎませんでした。データはビジネスでも威力を発揮する、と教えてもらったのはアメリカでM
![高度な統計手法が実務に効果的とは限らない。 最後に物を言うのは、腹の括り方](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6ab8f2a31f3f6374575d0db0233f15e35cd0df52/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdata.wingarc.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2017%2F06%2F50_L_2.jpg)