「プーペガール」は2007年に運営を開始したファッション特化型の、女性向けSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)だ。サイバーエージェントの子会社のプーペガール(東京都渋谷区)が運営している。このプーペガールを活用した“体験型”ネットマーケティングを展開する企業が出始めた。2008年4月にルイ・ヴィトン ジャパン カンパニーが、プーペガール上に仮想店舗を開設して、ルイ・ヴィトンのバッグなどをアバター用アイテムとして提供する販促企画を行った(関連記事)。12月にはコーチ・ジャパンも同様のプロモーションを行うなど、高級ブランドメーカーの活用が相次いでいる。プーペガールのユーザー属性や、一般的なSNSとの違い、企業の活用事例について代表取締役兼主宰の森永佳未氏に聞いた。 プーペガールはどのようなサイトか。 プーペガールは自分の持っている洋服や服飾雑貨の写真を公開したり、自分の分身である