いま注目を集めている「子育て支援マンション」とは、子育てしやすい施設、設備、サービスなどが整っていると認定されたマンションのこと。 初めて制度ができたのは東京都墨田区で、平成14年にスタートしました。それ以後、取り組む自治体や民間企業が増え、認定されたマンションは全国に広がっています。 今回は、子育て支援マンションとはどういうものか、自治体や民間企業の取り組みはどんなものかをご紹介します。 全国初、墨田区の子育て支援マンション認定制度 全国先がけとなった墨田区のすみだ子育て支援マンション認定制度。平成14年に制度がスタートしてから現在まで、墨田区内で10棟のマンションが「子育てにやさしい」と認定されました(認定されたマンションについてはこちらをご覧ください)。 認定基準は「住戸内の仕様」「共用部の仕様」「管理運営上の工夫」の3つのカテゴリーがあり、合計で15項目39仕様の認定基準があります