Windows 8.1正式版がMSDNサブスクライバー向けに公開され、それに標準搭載される「IE11」も正式版となった。しかしこのIE11にはWeb制作者に大きな影響がある「互換性」に関する変更が含まれている。 2013年9月10日、MSDN Subscriptionの登録者は、Windows 8.1正式版がダウンロードできるようになった。Windows 8.1の標準ブラウザーであるInternet Explorer 11(以下、IE11)では、互換性に関する大きな変更が加えられている。 ご存じのとおり、IEは、現在も更新されているブラウザーの中では最古参のブラウザーである。ほかのブラウザーが新しく登場して、HTML5などモダンな機能を実装していく中、互換性の課題に引きずられているという問題があった。また、HTML5などのサポートが遅れたため、ほかのブラウザーと同様にモダンな機能を提供して