代理人コミュニケーションのすすめ(2)こじれてしまった人間関係を修復する「代理人コミュニケーション」。今回は、仲裁の具体的な進め方と、注意ポイント、起こりやすい問題についてお伝えします。 前回記事では、こじれてしまった人間関係を修復するための「代理人コミュニケーション」の意義、プライベートと職場での「代理人」選びの注意点についてお伝えしました。今回は、代理人コミュニケーションの具体的な進め方と、起こりやすい問題について、お伝えします。 人間関係のこじれには、当事者双方が信頼している人が「代理人」となって仲裁し、双方の言い分と感情を引き出していく必要があります。まず最初に、代理人はこの仲裁において「中立」な立場であることを両者に強調したうえで、以下のステップで進めてみましょう。登場人物がたくさんいてややこしいので、以下のように整理します。 ・代理人-----人間関係修復のために仲裁する人(一