「やりたいことをわがままに。大人も子どもも“自分のまま”育つ」50年間保育に取り組んできたりんごの木・柴田愛子さん 親と子、先生と生徒、先輩と後輩、上司と部下。1対1の「わたしとあなた」の関係性を大事にしたいと願いながらも、いざ型にはめられてしまうとなんだか息苦しくなることがあります。自分が“育てる”“教える”立場になると、本当にこれでいいのかな?と及び腰にもなってしまうことも。 子どもの頃は、もっと大人は「正解」を知っていて、ぶれずに立派に生きてるんだと勝手に漠然と思っていました。けれど実際に自分が大人になってみると、正解なんてなく、あるのはそれぞれの価値観で、知れば知るほど、わからないことが深まるばかり。 私の勝手な「よかれと思って」が、相手の行先を阻むことにならないように。自分の価値観を一方的に押し付けて、その芽を摘むことがないように。 年齢を重ねて、“育てる”“教える”機会が増えて
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