「もらったものについて・17」分載の続き。ただ、今のところ全文も以下で読める。 http://www.arsvi.com/ts/20170017.htm 『そよ風のように街に出よう』(りぼん社)が91号で終刊。そこに書いた文章。この号は http://www.arsvi.com/m/s01.htm 9月5日の刊行になっているがもう売っています。この最終号も、バックナンバーも、買いつくしてください。 「□『相模原障害者殺傷事件』 この連載の前回はいつだっただろう、つまり本誌の最終号の一つ前の発行はいつだっただろうとみたら、昨年一二月五日。そしてその回の原稿を、相模原での事件が起こって二月が経った九月二六日、国会議員会館で集会がありその後行進があったその時に書いていて、その後書き終えて送ったようだ。その時には事件を特集した『現代思想』の十月号が出て、その紹介をしている。そして私は、この号と、そ
あなたはこの二つの主張に賛成するだろうか、反対するだろうか。この両方に賛成する人は、新型出生前診断がもつ困難な倫理的ジレンマについて考えてみてほしい。 (新型出生前診断については、文末にある囲みを参照) 新聞社説から考えるこの倫理的ジレンマについて考えるには、以下の社説を読んでみるとよい。 妊婦の血液から胎児のダウン症などを調べる新出生前診断を3年間で3万615人が受診したことが分かった。診断が始まった2013年度は7740人だったが、14年度は1万60人、15年度は1万2815人に増えた。 このうち、染色体異常の疑いがある「陽性」と判定されたのは547人。羊水検査に進んで異常が確定したのは417人で、94%にあたる394人が中絶を選んだ。重い決断だっただろう。 (中略) 高齢妊娠の増加を背景に、障害による「命の選別」の問題を抱えた検査は確実に広がっている。3年間の診断状況やカウンセリング
この事件のことについては http://www.arsvi.com/d/et-2004s.htm を。フェイスブックに載せるのと同じこの文章は http://www.arsvi.com/ts/20162230.htm にもある。 「■二〇〇四年・もう一つの相模原事件★14 殺害はずっと繰り返され、多くは家庭のなかで起こってきた。今度の事件と別に、少数の人が「相模原事件」として記憶しているのは相模原市で起こった殺害事件だった(こちらのサイト内を「相模原事件」◇で検索)。二〇〇四年八月、ALSの長男(当時四〇歳)を母親が殺したというものだった。長男の将来を悲観し、人工呼吸器を停止させて殺害したとして、殺人罪に問われた。判決は二〇〇五年二月横浜地裁。「長男の日ごろの懇願を受け入れて呼吸器を停止させた」として、被告側の主張通り嘱託殺人罪を適用。求刑は懲役五年だったが、懲役三年、執行猶予五年。その後
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く