「今年のお正月は親戚を集め、母との時間を過ごしながら新年を迎えることにしたのです。後で考えれば、これが母と迎える最後のお正月になったわけで、いいタイミングだったのかもしれません。」(撮影:清水朝子) 今年5月半ば、新型コロナウイルスが猛威をふるうなか、母・みよさん(享年92)が逝去。緊急事態宣言が出され、さまざまな制限があるなかでの“お別れ”でした。しかしそこには、思いがけず大きな気づきがあったといいます(構成=福永妙子 撮影=清水朝子) 【写真】母の最期に、父ほど涙が流れなかった理由 * * * * * * * ◆母のそばにいることも叶わず 母をショートステイのつもりで高齢者専門病院に預けたのは、今年1月半ばのことでした。5年前に亡くなった父が、最後の3年半を過ごしたよみうりランド慶友病院です。 母は10年ほど前から認知症の兆しが表れ、ゆるゆるとしたペースで症状は進んでいました。父の入院
(この話に登場する人物にモデルはいますが、仮名を使う などご本人とわからないように詳細は変えて書いています) 「日本では1980年が過ぎた頃から、家で亡くなる人と病院で亡くなる人とが逆転し、今では8割の人が病院で亡くなります。しかし、6割の人達ができるだけ自宅で療養したいと望んでいます。私の経験からも、住み慣れた自宅で最期を迎えることはとても素晴らしいことです。もっと在宅医療を広めなくてはなりません」 壇上では、在宅医療で活躍する医師が、現状を憂う表情と口調で話していました。(またこの話か)と私はうんざりしつつ、何故こうも誰もが繰り返しこの話をするのだろうと思って聞いていました。 私もまた、在宅医療、特に在宅ホスピスという、家で命の最期を迎えたいと願う人たちのために働いています。毎週のように亡くなる人たちを見送りながら、5年が経ちました。 しかし、いくら住み慣れた自宅で最期まで過ごしたいと
『はるまき日記』にも登場した瀧波さんの母・千恵子さん。エネルギッシュな毒舌コワモテ母が、突然余命1年の病気だと聞かされた。闘病と看病、母と娘の関係、娘たちの本音と母の想い。誰もが経験する大切な人との別れは、想像と違うことばかりで……。思わず「お母さん」ってつぶやきたくなるコミックエッセイ。 第1回 「お母さんに似ている人なんていない」
(コンテンツ提供:高齢者住宅新聞2011年3月5日号) 来年の診療報酬と介護報酬のダブル改定に向け、厚生労働省、有識者を交えた議論が進んでいる。 介護保険制度改正の目玉である「地域包括ケア」では、医療と介護の連携がテーマにひとつ。とりわけ在宅医療の整備には大きな期待が寄せられている。今回は堀江貴文氏をゲストに、在宅医療の専門家である中村哲生氏(オーシン社長)と対談していただいた。堀江氏には事業家の立場から日本の医療制度、税制改革について意見を述べてもらうとともに、在宅医療を維ビジネスの観点から検証してもらった。 国民も情報収集に努力を 世界でも類を見ない高齢社会を迎えつつある日本の現況についてどう見ていますか。 堀江 高齢者になっても元気に働ける環境づくりが重要。 定年退職した後に自発的な活動ができるようにすべきでしょう。定年撤廃なども議論されるべきです。 同時に高齢者にも意識改革は必要。
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