ラマチャンドランの「脳のなかの幽霊、ふたたび 見えてきた心のしくみ」をいま読んでいます。いや〜面白いですこの本、脳科学関連の中ではかなり。もっと早く手を出しておけばよかった。脳の一部に障害が起きたとき、その人の知覚や行動にどのような変化が現れるかを分析し、そこから、正常な脳の働きはいったいどのようなものかを推測していく。ラマチャンドランはそういった感じの臨床研究をやっています。 で、まだ読んでる最中のその本の中に、「笑い」はどういったメカニズムで起きるのか(の推測)が書いてあって、なるほどなー、と納得したので紹介してみます。まぁ、ふだん、大体こんなとこだろう、と思ってるものがはっきり言葉になった、って感じですが。同所P39-40、強調は引用者によるものです。 すべてのジョークにあてはまる共通点は、予想外の展開によって、あたえられた事実をすべて解釈しなおさなくてはならなくなり、予想の方向が転