日本人はトルコを愛し、トルコは日本でプレーできることを愛している。大会序盤にファンの心をつかんだのはセネガルだったが、今日のプレーではトルコに及ばなかった。大阪、2002年6月22日 明治23年、付近で遭難したトルコ軍艦エルトグロール号の遭難碑が建ち殉職した581名の乗組員の霊を祀っている。 1890年(明治23年)9月16日、トルコ皇帝ハミル2世が日本に派遣した特使一行を乗せたエルトゥール号が、帰路、暴風雨に遭い、和歌山県串本町沖合で岩礁に衝突し遭難するという事故が起きた。 この事故で、特使を含む518名は死亡したが、死を免れた69名は、地元民の手厚い救護により、一命を取り留めた。この時村人たちは、台風により漁ができなく、自分たちの食べるものさえ無くなってしまうという状況にあったにもかかわらず、非常時のために飼っていた、最後に残ったにわとりまでも、トルコ人に食べさせ介護したのだった。