[ボストン/フランクフルト 21日 ロイター] ドイツのバイエルン州立銀行は21日、米証券取引委員会(SEC)がゴールドマン・サックスGS.Nを提訴したことを受け、同社との取引を停止することを明らかにした。 SECは先週、債務担保証券(CDO)の組成と販売をめぐりゴールドマンを提訴。SECによると、同社はCDOの組み入れ証券の選定に関わったヘッジファンド、ポールソン・アンド・カンパニーが、CDOの価格下落で利益が出る取引を行っていたことを投資家に知らせなかった。 フランスのラガルド経済財務雇用相は21日、仏金融市場監督庁(AMF)もゴールドマンを調査すべきと発言。AMFは、必要であればSECと協力する方針を示している。来週、最新情報を報告するという。 21日のゴールドマンの株価は0.7%下落。過去1週間の下落率は14%に達した。 21日のモルガン・スタレンーMS.Nの株価は、好決算を受けて