【ロサンゼルス8日AFP=時事】米国の報道機関は8日、急死した米歌手マイケル・ジャクソンさんの遺体には多数の注射跡が残っており、強力な麻酔剤を常用していた可能性があると報じた。 CNNとABCの両テレビは遺体の調査に関係している筋の話として、死後の検査で、マイケルさんの遺体には多くの注射跡があり、何本かの血管がつぶれていたと伝えている。CNNは、これらの注射跡はディプリバンのような麻酔剤を注射した跡と酷似しているとしている。 ディプリバンは大きな手術の際などに患者に使用される麻酔剤だが、報道によると、マイケルさんの自宅からディプリバンの瓶が数本発見されているという。専門家は、ディプリバンは熟練した麻薬専門医だけが使用できるもので、マイケルさんの自宅になぜこれがあったのか分からないと述べている。 マイケルさんのところで働いていた栄養士は先週CNNテレビに、マイケルさんからディプリバンを