ブッダ（お釈迦様）は、お金持ちの家ではなく、貧しい人たちの家を回って、托鉢をしてきなさい。と弟子たちに指導したそうですが、出典をご存... - Yahoo!知恵袋以前、ＢＳをいただいた者です。 チョット忙しくて、気がつくとあなたが繰り返し質問しておられることに気づきましたので、再度、レスさせて頂きます。 出典をざっと見せてもらったのですが、その話は、「“ペイ・フォワード”という三流映画を見たＨＰの作者」の単なる思い付きで、「仏典とは無縁の戯言」です。 ①無常 第一に、ブッダは、その存在論を「バラモン教の存在論・輪廻転生」を否定する「無常（生じたものはまた滅するものである）」としましたね。 単なる「変化」ではないわけですが、少なくとも、ブッダにとって、生れてからズーッと貧しい人とか、生まれつき金持ちでそのままズーッと金持ち、ということは想定しません。 具体的には、増谷文雄訳・筑摩書房刊・「阿含経典」において、ブッダは、「世の中には四種類の人がある。……それは、闇より闇に行くもの。闇より光に行くもの、光より闇に行くもの、及び、光より光に行くものである」
大乗仏典抄 3
