---『原発危機と「東大話法」』、『幻影からの脱出』に続く、「東大話法」シリーズ第三弾となる『もう「東大話法」にはだまされない 「立場主義」エリートの欺瞞を見抜く』(講談社+α新書)が刊行されました。 「東大話法」というのは東大出身者のみならず、日本の官公庁や企業体などで偉そうにしている人が使う話法です。東大という権威に寄りかかり、受験勉強で鍛えた高速事務処理能力で、なんだかよくわからないうちに自分の都合のいい方向に話をもっていこうとして、すぐ謝ったり公平さを装いながらも、じつはまったく誠意がない。これが「東大話法」の真骨頂です。 そういう組織の中で威張っている人が、もちろんすべて東大出身というわけではありませんが、肩書きを有難がっているという意味では、最難関校である東大の信奉者であることは間違いありません。これまでの2冊に比べて今回は、新書版ということで、よりわかりやすく、読者に東大話法
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