海自も人間魚雷対策をやっているのだが、基本的に目視でやるには厳しいのではないか。 人間魚雷は強力な攻撃法である。停泊している艦船に、水中から接近し、リムペット・マイン(吸着式水雷)ほかを設置する攻撃法である。大戦中に英伊が多用した攻撃法であり、シンガポールで日本軍艦の高雄も攻撃され、大被害を受けている。リムペット・マインは泳者が持てる重さであるため、極端な大破孔は作れない。だが、弱点を正確に狙い、密着させられるため、侮れない威力を持つ。 海外派遣が増えた海自にとって、人間魚雷は警戒しなければならない脅威である。人間魚雷は比較的単純な攻撃法である。まず、潜水具は民生用で構わない。リムペット・マインも専用品でなくても問題はない。極端な話、旧軍の破甲地雷の類はそのまま転用できる。民生品の工事用爆薬でも構わない。 この点、海自も対策を講じているものの、どうやって発見するのかは、相当に手つかずである
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く