死去したデビッド・ボウイ氏=2007年(AP=共同) 【ロンドン共同】華美な服装やメークで一世を風靡した世界的ロック歌手、デビッド・ボウイさんが10日、死去した。英メディアなどが11日伝えた。69歳だった。がんで闘病生活を送っていた。 1947年ロンドン生まれ。派手な衣装をまとい、架空のキャラクターを演じる新たな表現方法を確立した。独特の美学を追究する「グラムロック」の旗手として知られ、後世のアーティストに多大な影響を与えた。 日本の歌舞伎に影響を受けたと公言。故大島渚監督の映画「戦場のメリークリスマス」に出演するなど、日本との接点も多かった。 2013年には約10年ぶりとなるアルバムを発表した。