2010年8月22日から24日にかけてスタンフォード大学で開催されたHot Chips 22において、カリフォルニア大学サンディエゴ校のNathan Goulding氏は「GreenDroid」と呼ぶ新しい考え方のプロセサについて発表を行った。この発表は、今回のHot Chipsでは唯一の大学からの発表である。 プロセサの世界ではマルチコア化が進んでいるが、そんなにコアがあっても消費電力の制約で動作させられないダークシリコン(敷設してあるが使われていない光ファイバをダークファイバと呼ぶが、それをもじった造語である)になってしまう。そして、微細化が進むにつれて、このダークシリコンの比率がどんどん増えてしまう。 Goulding氏は、このダークシリコン部分を高い電力効率で専用的な処理を行うConservation Core(C-core)と呼ぶ処理機構を作るのに使うべきであると提案している。汎
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