『いつまでもデブと思うなよ』(新潮新書)で「レコーディング・ダイエット」という手法が一時話題になりました。今では1つの方法として定着していると思うのですが、そのわりに「ダイエット中」と言う人が食事の記録をしていません。「ダイエット中」と言う人の数に比べ、食事内容を記録する人の数が圧倒的に少ないのです。 記録しないと始まらない ダイエットに限らず、禁煙でも貯金でもマラソンでも、およそ「記録を取る」ということは習慣を継続するために極めて有効な方法です。言い古されていることですが、継続したい人はぜひ記録しましょう。 記録をしないと、私達は忘れるのです。記録しても忘れますが、少なくとも記録は残ります。米ベイラー医科大学の心理学者トム・バラノフスキー博士によると「子供は自分が食べたものの15%を忘れていて、食べたというものの30%は空想の産物である」そうです。 私達はここまでひどくないでしょう。しか
![黙って記録しよう――習慣化したいなら](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/065ff026fa7297f6b38428c3d59f13eba3834ad1/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fbizid%2Farticles%2F1105%2F12%2Fl_st_et01.jpg)