米国のオバマ大統領は9月10日夜(日本時間11日午前)、イラクとシリアで勢力を広げるイスラム教過激派組織「イスラム国」への空爆を、イラクだけでなくシリアにも拡大する考えを示しました。 多くの欧州出身者がイスラム国に参加 米国が全面対決の姿勢を表明したイスラム国には、多くの欧州出身者が参加しているといわれています。 英国から中東に渡ったイスラム教徒の女性たちは、非イスラム的行動の女性を罰する宗教警察を運営。ある研究者は、ジハードのためにシリアに渡った英国女性は最大60人に上ると示唆しています。 フランスでは、約900人のフランス人がイスラム国に参加していると見られています。 拉致されたヤジディ教徒の女性や少女は3,000人 英国の『ミラー』やインドの『Rediff.com』によると、ジハード主義の英国女性が、シリアのラッカにイスラム国の戦士のための売春宿を設立し、誘拐したクルド系少数宗派ヤジ