ドイツのケーキシュトーレンは最高のケーキ クリスマスにはケーキを食べる。ドイツでもケーキを食べるのだ。その時に食べられるケーキがシュトーレン。クリスマスに食べるシュトーレンを特にクリストシュトーレンとか言ったりもする。 クリスマスケーキといえば生クリームのやつとかせいぜいチョコレートケーキ。あとはバターケーキ。それは昭和の発想か。シュトーレンを日本でも見かけるようになったのはここ十年くらいのことか。 シュトーレンとは素っ気ない見た目である。ただの白くでぶっとい何か。複雑なデコレーションを旨としているキーキ派には不評かもしれないが味がびっくりするほどイケているのだ。白いのは粉砂糖だ。 僕がはじめてシュトーレンを食べたのもそんな前ではなかったけど、初めて食べたその日から味の虜に、虜になってしまったのだ。 粉砂糖の舌触り!詰まったパンみたいな食感!そしてレーズンや各種ドライフルーツやくるみなどの