小学生の頃、よく通っていた図書館が 急に漫画を仕入れ始めた時期があった。 その時のラインナップは今でも憶えている。 「コボちゃん」、「バガボンド」、「蒼天航路」、 そして「ヒカルの碁」である。 「コボちゃん」は植田まさし先生の親戚がうちの村の出身地で、 村の標識を描いたという縁もあったので、なんとなくわかったが、 あとの三作品は、たぶん、なんとなく文化的な漫画だったからだろう(?) しかし、「バガボンド」も「蒼天航路」も、 小学生が読むにはアダルトなシーンが多く、 そんなシーンをマジマジと見ているところを同級生に見られた日には、 たいへんなことになる・・・と、しばらく敬遠して、 「ヒカルの碁」から読み始めたのを憶えている。 (ちなみに、なんだかんだこの後に二作品とも読んでる。) そんなこんなで読み始めたヒカルの碁であるが、 これがもう、どハマり。 その日は一日中図書館で読んでいた。 そんな