大相撲初場所で初優勝した大関・稀勢の里の昇進を、25日、日本相撲協会が正式に決め、72代横綱・稀勢の里が誕生しました。日本出身横綱の誕生は19年ぶりです。 横綱の誕生は平成26年の春場所の後の鶴竜以来、3年ぶりで、稀勢の里は72代の横綱となります。 また、平成11年に昇進した武蔵丸以降、朝青龍、白鵬、日馬富士、鶴竜と、5人連続で外国出身力士が横綱に昇進してきましたが、稀勢の里は平成10年に若乃花が横綱に昇進して以来、19年ぶりの日本出身横綱の誕生となります。 現役の横綱は白鵬、日馬富士、鶴竜と合わせて4人となり、番付に4横綱が並ぶのは平成12年の春場所の曙、貴乃花、若乃花、武蔵丸以来、17年ぶりとなります。 日本相撲協会の八角理事長は、大関・稀勢の里の横綱昇進が正式に決まった臨時理事会のあと報道陣の取材に応じ、「稀勢の里は、大関の時代から堂々としたいい相撲を取っているので、その堂々とした相