2011/6/9 [対談] PUNPEEと読む、2010年日本の『ウォッチメン』 1 コミック界の金字塔として世界的に評価される『ウォッチメン』。だが、ここ日本においてはいまだ一部のマニアたちだけにしか知られていません。しかし、『ウォッチメン』こそ、いまこの日本で読まれるべきコミックなのではないか?と思うです。この作品が内包する複数なテーマ、たとえば核や統治者の問題などは、我々とっても決して関係のない話ではないはず。そんな『ウォッチメン』の魅力を1998年の初版刊行時から読み続けているというDJ/トラックメイカーのPUNPEE氏と共にお届けします。 PUNPEE:これ知ってました?(おもむろに『ウォッチメン』原作をめくり、マニアックな"仕掛け"を教えてくれる) 宮崎:おぉ、すげー! さすが、長年細かく読み込んでるだけのことはあるねー(笑)。というわけで、今日は、いまだからこそ皆で『ウォッ