Raspberry Pi(ラズパイ)で電波時計を合わせるには、Raspberry Piから40kHzの電波を出す必要があります*1。40kHzというのは電波としては低い周波数ですが、Raspberry Piで0、1のデジタル信号を出すGPIO(汎用入出力)で出力するには、やや高めの周波数といえます。 Raspberry Piで、40kHzという高い周波数の信号を扱う方法として2つが考えられます。PWM(PulseWidth Modulation)を使う方法と、GPIOをオンオフする方法です。 PWMを使う PWMはパルスを発信し、制御する機能です。PWMによって、モーターや電球といったさまざまな機器をコントロールできるため、多くのSoC(System-on-a-Chip)はPWM機能を搭載しています。RaspberryPiも1ポートだけPWM出力が設けられていて、内部レジスタを設定して様々
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