宮沢 洋 日経アーキテクチュア編集長 1967年東京生まれ。1990年早稲田大学政治経済学部政治学科卒業、日経BP社入社。日経アーキテクチュア編集部に配属。以来、建築一筋。現在は日経アーキテクチュアにて「建築巡礼/プレモダン編」を連載中。 この著者の記事を見る
あとひと頑張りでゴールデンウイーク。読者の皆さんのなかには、ゴールデンウイーク中に古建築を見に行く予定を立てている方もいるかもしれない。そうした方のために、2回にわたり、古建築をより深く味わうためのキーワードを解説する。 え、そんな専門的なことを書かれても……と思った方。めげずにもう少しお付き合いいただきたい。 筆者は「日経アーキテクチュア」という建築専門雑誌の編集者であるが、もともと建築の出身ではない。大学は建築学科ではなく、政治経済。日経BP社入社後、たまたま人が足りなかった建築専門雑誌に配属され、以来、四半世紀がたつ。 最初の半年くらいは、取材先や編集部の人が何を言っているのか、さっぱり分からなかった。自分とは別世界のような居心地の悪さをずっと感じていた。 それが1年くらいすると、急に建築が面白いと思えるようになってきた。今思うと、言葉の壁が取り除かれたのだろう。「ピロティ」とか「フ
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