2001年12月14日、ケニアのニャミラ(Nyamira)県の学校で、かつて切除手術に使われていたナイフの横に座り、女子割礼の危険について教わる少女たち。(c)AFP 【8月13日 AFP】エジプト保健省は12日、女子割礼(女性器切除)への罰則を強化する法案を11月からの次期国会に提出すると発表した。エジプト各紙は11日付で、ナイルデルタのGharbiya村で13歳の少女が割礼手術が原因で死亡したと報じていた。 6月にも12歳の少女が割礼手術後に死亡する事故が発生しており、政府はこれを受けて医療関係者による女子割礼を全面禁止した。現行の法律は、女子割礼を行った者に対する最高刑を「禁固3年」と定めているが、保健省はこれを「犯罪の深刻さに見合っておらず、軽すぎる」と判断、罰則強化を目指した法案を議員や医師らが作成中だという。 また保健省は、女子割礼の撲滅に向けた活動費として100万ユーロ(約1