保安検査場で機内持ち込みができないと判断された荷物の大きさを計り直す全日空の社員=羽田空港第2ターミナルで2009年12月1日午前9時19分、西本勝撮影 国内航空各社は機内に持ち込める手荷物の大きさの制限を厳格化し、1日から適用した。これまでは各社で制限サイズがバラバラで、空席状況などに応じて柔軟に対応してきたが、定時運航維持のため徹底する。 機内にキャリーバッグを持ち込む客が増え、収納に手間取るなどして出発が遅れるケースが相次いだための措置。新たな制限は、客席が100席以上の機種の場合、3辺の合計が115センチ以内で各辺が幅55センチ、高さ40センチ、奥行き25センチ以内。100席未満の機種は、合計100センチ以内で各辺が45センチ、35センチ、20センチ以内。制限を超える手荷物を機内に持ち込む場合は、追加料金(片道一律1万円)を支払う必要がある。 羽田空港では1日、保安検査場に置か