19日午後3時40分ごろ、京都府宮津市鶴賀の宮津商工会議所1階で、業務用エレベーターの扉が開いた状態になっており、同市の旅館経営の男性(77)が約80センチ下の底に転落しているのを、同市の酒店勤務の男性(38)が見つけた。男性は意識不明の重体。 宮津署によると、エレベーターは荷物運搬のための業務用で、手動で上下に開くようになっていたとみられる。かごは幅約175センチ、高さ約125センチ、奥行き約130センチ。事故当時かごは3階部分にあり、1階の扉が開いたままになっていた。 男性はサークル活動のため、ビール瓶の入ったケースを3階に運ぼうとしていたとみられる。