大阪府貝塚市の海水浴場で、少女を酒に酔わせて強姦(ごうかん)したとして準強姦容疑で逮捕され、処分保留で釈放された府警布施署地域課の永田昌也巡査長(27)について、府警は6日、公然わいせつ容疑で追送検し、懲戒免職処分にした。巡査長は「処分に納得がいかない」と話しているという。 府警監察室によると、永田巡査長は7月31日夕、少女を強姦しようとした際、海水浴客の前で下半身を露出した疑いがあるという。 一緒にいた25歳と22歳の同僚の巡査についても、別の少女への準強制わいせつ容疑で捜査書類を大阪地検に送り、それぞれ停職3カ月と同1カ月の懲戒処分にした。さらに、違う少女にキスするなどした巡査長(30)を減給10分の1(1カ月)としたほか、永田巡査長の行為を見ながら注意しなかった巡査(23)と、布施署長(57)ら署幹部3人を本部長訓戒にした。