現在、多くの電子カルテでiPadやiPhone、Android端末から診療情報の参照や入力が可能になっている。携帯性に優れたモバイル端末は院内だけにとどまらず、在宅医療や救急医療など院外でも利用できる。そのため、医療現場における利用ニーズはさらに高まり、市場に多くの対応製品が登場すると予想される。本稿では、医療の現場で利用されているモバイル端末対応製品を紹介する。 関連記事 モバイル端末導入による医療現場の変革 孫社長も驚いた「医療現場のiPad/iPhone活用」最前線 BCPや在宅医療に役立つスマートフォン活用 電子カルテのタブレット端末対応が注目される理由 入院患者と医療スタッフとのコミュニケーションを促進 患者とのコミュニケーションや医療スタッフの業務効率の支援などに利用できるのが、ホスピタルネットの医療機関向けタブレット端末「HosPad」だ。HosPadは入院中や診療待ちの患者