第1回から紹介してきたLDAPによるUNIXアカウント管理ですが、実際に運用する上ではまだまだ問題が残っています。 MigrationToolsによる既存ユーザのインポート 前回までは手動でLDIFファイルを作成し、そのデータをLDAPサーバへインポートしたわけですが、/etc/passwdや/etc/groupをLDAPに移行させるための便利なツールがあります。それがMigrationToolsです. これらは/etc以下にあるパスワード、グループ、ホスト、サービス情報などをLDAPに移行させるためのLDIFを作成してくれるツールで、Perlスクリプトの集合体となっています。試しに既存の/etc/passwd、/etc/group、/etc/hostsの情報をLDIF形式にしてみましょう(図1)。事前に設定ファイルとなるmigrate_common.phを編集したり、適切な環境変数を定義
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