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建築とよみものに関するyhiasnのブックマーク (1)

  • 歴史の中のコンバージョン

    ■はじめに 近ごろコンバージョン(conversion=転換、転用=来の目的を転じて別のように役立てること)という言葉をよく耳にする。しかし、コンバージョンはことさら新しい概念ではない。耳かきがわりにマッチ棒を使うこと。これもりっぱなコンバージョンといえる。コンバージョンという行為は、高等なものではなく、ましてや低級なものでもない。人間社会にとっての基的能力のひとつなのである。 しかし、日の近代建築とその生産様式の展開において、このような日常的能力は疎外されていった。その一つは「公明」で個別的ではないがゆえに限界のある法制度であり、商品化のサイクルを被りかつ「高度化」した建築存在である。それにともない、以前の建物を「転用」して使い回していく文化は、意識的になすべきものに変質してしまった。皮肉なことに、日常的な「転用」は、現在の建築文化に対し確固たる批評的位置を占めることになったのであ

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