蒼く美しいマーブル模様の地球フォトは数あれど、1億5000万km以上も離れた場所から見た地球の写真はかなり珍しいのではないでしょうか? 先月、NASAの探査機STEREO-Bがパンスターズ彗星と地球の姿をとらえました。STEREO-Bは地球から見るとかなり太陽に近い場所にあり、地球と太陽を結ぶ線上を太陽側に150~160度開いた位置にあります。 具体的な距離でいうと「太陽から0.3天文単位(AU)、地球から1.1 AUの位置」となるのですが、AUってちょっと聞きなれない単位ですよね。1 AUをメートル法に換算すると約1億5000万kmとなるので、太陽と地球を結ぶ距離とだいたい同じくらいとイメージするといいそうですよ。 ちなみに、STEREO-Bは太陽圏イメージング装置を使って太陽の周縁を観測し、太陽風やコロナ質量放出によるわずかな光を検出しています。NASAが公開しているモノクロ動画では、
![太陽の近くから見た地球ってどんな姿?](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/83965771cbb85bfb4c29a1e02e800c8eef855dfd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fmedia.loom-app.com%2Fgizmodo%2Fdist%2Fimages%2F2013%2F04%2F130403earthphoto.jpg%3Fw%3D1280%26h%3D630%26f%3Djpg)