【ベルリン=森川潤】薄型テレビで世界的な強さを誇るサムスン電子とLG電子の韓国メーカー2社が、インターネットに接続して多彩なソフトも楽しめる「スマートテレビ」で攻勢をかけ始めた。ベルリンで3日開幕した世界最大級の家電見本市「IFA」に、サムスンは3次元(3D)映像に対応するスマートテレビを出品。LGはミニブログのツィッターなどを利用できるサービスを盛り込んだ。追い上げを狙うパナソニックやソニーなどの日本勢を、「次世代テレビ」で引き離す構えだ。 「一昨年はLED(発光ダイオード)テレビ、昨年は3D、今年はスマートテレビでリードする」 サムスン映像ディスプレイビジネス社のユンブグン社長は2日、テレビの開発で常に一歩先を行く姿勢を強調した。LED、3Dテレビで世界シェアのトップに立つサムスンは、今年から来年にかけてはスマートテレビの拡販に力を注ぐ。 米アップルの多機能端末「iPad(アイパッド)
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