ゆるキャラのスター“ひこにゃん”をめぐる彦根市と作者との戦い! 日本人は世界でも類を見ないキャラクター好きと言われています。ここ数年話題の地方自治体の“ゆるキャラ”をはじめ、テレビや雑誌の広告には企業のイメージキャラクターが溢れています。こうしたキャラクターは、人気が出てくると高い商業的価値が生まれてきます。また本来キャラクターが担っている広告価値のみならず、関連グッス商品が発売されるなど直接的な売上に結びつくケースも多くなってきています。なんでもその市場規模は1兆円を上回っているとか。みなさんも、携帯ストラップなどのキャラクターグッズを買った経験はあるのではないでしょうか。 今から遡ること5年ほど前、「国宝・彦根城築城400年祭」のイメージキャラクターとして登場した「ひこにゃん」は、その愛らしいルックスから、瞬く間にその後のゆるキャラブームを牽引する大スターになりました。 その盛り上がり