7日午後3時半ごろ、神戸市長田区川西通1丁目の路肩に止まった軽乗用車内で「男性2人がぐったりしている」と通行人から110番があった。長田署によると、車内に約300キロのドライアイスを積んでいた。60~70代の2人が意識不明の状態で見つかり、二酸化炭素(CO2)中毒と低体温症とみられる。病院に搬送され、回復傾向にあるという。 長田署によると、2人は神戸市内の製氷会社の配達員とみられる。ドライアイスを積んで窓を閉めたまま路肩に停車していた。 署は、製氷会社が配達員の安全管理を怠った可能性もあるとみて、業務上過失致傷容疑を視野に調べている。