『WEBデザインメソッド-伝わるコンテンツのための理論と実践』 (発行: ワークスコーポレーション、ISBN: 978-4862670649) 『WEBデザインメソッド - 伝わるコンテンツのための理論と実践』は、ビジュアルデザイナーやライターとして活動している矢野りん氏の著書である。 一般に「ビジュアルデザイン」というと、華やかなイメージがついて回り、表層を彩るテクニックばかりが注目されがちだが、その裏には、作り手の"ねらい"や"目的"があり、それを形に変えるための"理論"がある。本書は、そのあたりの詳細をWebデザインの観点から解説している。 Webデザインに必要なのは、まずWebという媒体の特性を理解し、「情報デザイン」を行うこと。その上で、各種のテクニックを駆使してビジュアルデザインを行う。こうしたWebデザイン作業の"所作"を身につけるための基礎知識が本書には盛り込まれている。