ファシアについて ファシアは「筋膜」という言葉でメディアなどに取り上げられていましたが、翻訳や意味の違いから最近ではファシア(fascia)と訳されるようになりました。 ファシアは日常的に行っている姿勢や動作の影響を受け、体に痛みを誘発する組織として近年、専門家の中でも注目を集めている組織です。 ファシアの構造について ファシアは「筋膜」と呼ばれていたことから、筋肉を包む膜としての認識が専門家の間でも根付いていました。しかし、研究が続くにつれ、筋肉だけでなく骨、血管、神経、臓器などの全身の組織を包み、組織の保護や組織間の滑走性(動き)だけでなく、力を伝えて位置を保持するという機能を有します。 ファシアが注目されている理由 近年、専門家の中でもファシアは注目されています。その理由は肩こりや腰痛などのさまざまな症状に対して治療効果があるからです。ではなぜファシアに治療効果があるのか? ファシア