NTTコミュニケーションズが開幕戦を逆転勝ちした。後半26分に自ら走って逆転トライを決めたSO小倉順平は「開幕戦は負けが続いていたけれど、いいゲームができた」と満足そうに話した。 桐蔭学園高時代にサントリーの松島幸太朗とともに花園で両校優勝を経験し、早大時代は選手権決勝で帝京大に惜敗。今年は母校がともに日本一に輝いて「こんないい年はない」と笑顔で話していた。
ラグビー日本代表の小倉順平は6月10日、熊本・えがお健康スタジアムでのルーマニア代表戦において司令塔として先発。後半26分までプレーし、33-21で勝った。 NTTコムに所属する24歳で、強豪と見られるチームとのテストマッチはこの日が初体験。他の14人を動かすスタンドオフのポジションにあって、持ち前のランニングスキルを活かした。 前半23分には身長172センチという小柄な身体で鋭く仕掛け、巨漢ぞろいのルーマニア代表から反則を誘発。自らペナルティーゴールを決めた。 後半1分には連続攻撃の最後を飾るラストパスを放ち、フランカーのリーチ マイケルのトライを演出した。 もっとも当の本人は、相手に流れを渡したのは自身の隠れたミスからだと反省する。 以下、試合後の共同取材時の一問一答の一部(編集箇所あり)。 ――チームの攻撃について。 「キックで相手の懐に入れれば、こっちが攻める時に相手が疲れていた。
【村上晃一】 1965年京都市生まれ。京都府立鴨沂高校→大阪体育大学。 ラグビーの現役時代のポジションは、CTB(センター)、FB(フルバック)。1986年度西日本学生代表として東西対抗に出場。 87年4月ベースボール・マガジン社入社、ラグビーマガジン編集部に勤務。90年6月より97年2月まで同誌編集長。出版局を経て98年6月退社し、フリーランスの編集者、記者、ラグビージャーナリストとして活動。J SPORTSのラグビー解説は98年より継続中。1999年から2019年の6回のラグビーワールドカップでコメンテーターを務めた。著書に「仲間を信じて」(岩波ジュニア新書)、「空飛ぶウイング」(洋泉社)、「ハルのゆく道」(道友社)、「ラグビーが教えてくれること」、「ノーサイド 勝敗の先にあるもの」(あかね書房)などがある。
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