理化学研究所は14日、S(ス)T(タ)A(ッ)P(プ)細胞の論文不正問題の舞台となった発生・再生科学総合研究センター(神戸市)を21日付で「多細胞システム形成研究センター」に改組すると発表した。STAP問題で責任を問われた竹市雅俊センター長は退任し、職員を他部門への移管で25%削減して再出発する。 論文を執筆した小(お)保(ぼ)方(かた)晴子・研究ユニットリーダー(31)の研究室は廃止。小保方氏は一般の研究員に降格となり、STAP細胞の検証実験チームに所属して今月末までの期限で再現実験に専念する。 新センターは発生・再生科学研究に集中し、研究室を移管や統廃合で半減。職員は110人が他部門へ所属を移し329人に減る。世界初の臨床応用を実現した人工多能性幹細胞(iPS細胞)による網膜の再生医療研究は強化する。 竹市氏は新センターの特別顧問に就任。新センター長は柳田敏雄・生命システム研究センター
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