NHKは14日、2014年放送の大河ドラマを旧人の生涯を描いた「ネアンデルタール人」に決定したと発表した。舞台は宮崎県で、主演などキャスティングは後日改めて発表する。平清盛が活躍した平安時代後期より過去を舞台にするのは大河ドラマ史上初めての試み。 ネアンデルタール人は今から約20万年前に現れた旧人で、約2万5千年前に絶滅した。我々の直接の祖先である現生人類「クロマニョン人」とは種が異なる。ネアンデルタール人の骨格化石が発見された場所はドイツだが、ドラマの舞台は南国・宮崎とした。「日本に生息していなかったという証拠は見つかっていないため、考古学上の誤りはない」という。 脚本は現在放送中の「江」の過ちを繰り返さないよう、原作なしの完全オリジナル作品になる。特に狩猟中に石斧を交換したクロマニョン人少女との種を超えたロマンスを描いた部分は「『ロミオとジュリエット』以上の格差恋愛」として大きな見どこ
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